kanossaのブログ

歴史小説や時代小説を綴ることを中心としたブログです。
簡単に読めるものを書いていきます。最初は、戦国時代
に主君大内義隆を殺害し、厳島の合戦で毛利元就に敗れ
散っていった陶晴賢(五郎→陶隆房→陶晴賢)を主人公
とした「TAKAFUSA」を書きすすめます。

TAKAFUSA関連 料理の表現

池波正太郎さん
「鬼平犯科帳」8   p33~34


 軍兵衛は、生き返ったような顔つきになり、手をうって座敷女中をよび、
「早く酒を・・・・・・それに、御馳走をうんとな」
と、命じた。
 名物の兎お吸物は、葱と生姜をあしらったものだが、さすが名物だけあって、淡白な兎肉の脂肪が出し汁にとけあい、なかなかに美味である。
「拙者、このようにうまいものを、はじめて口に入れ申したよ」
と平蔵、ぬかりなく舌つづみを打ってみせ、
「拙者、なにぶん長い浪人暮らしで、妻も子もいない、ひとり法師(ぼっち)でな」



 池波正太郎さんの小説の料理の描きかたは、もう何冊も料理本が出ているほど定評がありますようね。本当にお上手です。
 よく出てくる五鉄の軍鶏鍋いつも食べたいと思って、読んでいました。


ネットでみると・・・あるんですね!
「NEXCO東日本管内の東北自動車道羽生パーキングエリア(上り)がリニューアルして、この鬼平犯科帳の世界観を再現。「鬼平江戸処」としてオープンしたのは、昨年12月19日のこと。話題になったのでご存じの方も多いかもしれません。」 
http://www.carsensor.net/contents/editor/category_1588/_25502.htmlの中にある文章です。


▲「鬼平江戸処膳」。国産軍鶏肉のブツ切りと、ゴボウ、しらたき、焼豆腐、ネギを五鉄特製の割下に浸した鍋と、きんかん、レバー、砂肝が入った鶏肉のモツ鍋、茶飯にお新香、くず餅のセット
http://www.carsensor.net/contents/editor/category_1588/_25502.htmlから掲載


びっくりしました。東北にいく機会があればぜひ寄ってみたいと思いました。


もう少し調べてみると、「五鉄」は東京人形町にある親子丼で有名な「玉ひで」さんがモデルであるということでした。
「玉ひで」さんの親子どんぶりです。

「玉ひで」さんの軍鶏なべです。

写真は食べログさんのページのものを使用しています。
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13003073/dtlphotolst/1/smp2/D-normal/2/


 さて料理といえば・・・
先日ネットで、「庵焼き」とてもおいしいのでおすすめであるという内容の記事をみましたので、

「幽庵焼き」チャレンジしてみました。


*和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説
ゆうあんやき【幽庵焼き/祐庵焼き】
魚の切り身をしょうゆ・酒・みりんを合わせたたれに漬け込んで焼いた料理。たれにゆずの輪切りや果汁を加えることが多い。◇江戸時代の茶人、北村幽庵(祐庵とも)が考案したことから。ゆず(柚子)を使う場合は「柚庵焼き」とも書く。

ああ、とても品のいい味で美味しかったです。魚はさわらです。隣は、西京焼きです。西京焼きは、既製品をいただいたものです。味がしっかりしていて、やはり美味しかったです。が、妻に言わすと「幽庵焼きの方が上よ。西京焼きは、よくお弁当に入っているよう
な感じだわ」とのこと。繊細な舌をもつ妻のこと。そっちが正しいのでしょう。



美味しそうな幽庵焼きの写真がありましたので・・・・
 ちなみに今日はおなじタレに鶏肉を漬けています。明日が楽しみです。

http://www.hoshizaki.co.jp/cgi-bin/kitchenplus/detail.cgi?rkey=a0063より掲載















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